引っ越ししたら携帯電話がつながりにくくなった。建物の中に電波の悪い場所がある。
そのような場所でも、他の通信キャリアでは電波が良かったりするので、乗り換えを考えてしまいます。
その前に・・・各キャリアから電波改善装置のサービスがあるので紹介します。
電波改善の仕組み
電波改善の仕組みは大体3パターンです。
①電波を強くしてもらう。
近いうちに電波増強の工事の予定があるかの確認や、改善希望場所の報告をします。
かなり時間がかかったり、改善されない場合があります。
②微弱に届く電波を増幅する。
キャリアから無料で貸し出しているレピータを使用します。
かなりの効果があります。建物が乱立する場所では有効です。
③インターネット接続で電波エリアを作り出す。
家庭や会社のインターネット回線を使います。、キャリアから無料で貸し出しているフェムトセルを使用します。
完全に電波が届いていない場所でも使用できます。ただしブロードバンドのインターネット回線が必要です。
ドコモのサービス
改善希望場所の電波状況や利用状況を報告します。メールでの回答もありますから改善されるのか状況もわかります。
メールでの回答から電波改善装置(ドコモレピータ)の案内もされます。
フェムトセルはドコモレピータでの電波改善が困難な場合に案内されます。
電話をかけ電波状況やサービスの案内を受けた方が早いです。ドコモレピータは一週間ほどで届きます。
auのサービス
自宅・勤務先・よく行くお店・外出先 を選択して、必要事項を入力します。
24時間以内に担当から連絡があります。希望の場合は自宅に来る電波サポーターの日時を決めます。
電波サポーターが、自宅の電波状況を訪問調査します。 電波改善機器の設置(工事なし・無料)など状況に合わせた電波改善の提案がされます。
ソフトバンクのサービス
お申込みフォームから情報を書き込みます。Softbank IDやパスワードも用意します。
電波状況を自動計測、調査結果を回答して送信します。電波改善要望の編集や申告が可能です。
メリット デメリット
メリット
このサービスはすべて無料で受ける事ができます。
電波が改善するまで利用できます。
飲食店のオーナーで意外と自分のキャリア以外の電波の状況を知らない方もいると思います。お客さんはそんなところでもお店を選んだりしますから。電波状況の確認や改善も必要ですね。
デメリット
レピータ・フェムトセルの機材の電気料金は自分で支払わなくてはなりません。だいたい月300円ほどです。
電波干渉がある・・。たくさん設置している場所では問題がでるかもしれません。
フェムトセル機器は小型基地局の扱いです。一応、運用者として総務省に届け出なければなりません。「運用者届出」に同意する程度ですが。そして勝手に機器の電源を切ったり、移動したりしてはいけません。
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