ジムニーのハンドルの遊びの調整しました。JB43(JB23も同じ)
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まず、ジャッキで両タイヤを浮かせます。安全対策をします。
フロントタイヤを両手で持って、ステアリングのガタやナックルのガタをチェックします。
素早く左右に振ってみるとガタが分かります。舵角のすべての位置のガタを調べます。
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調整するのはハンドルの回転が減速されるギアの隙間なのです。ジムニーはボールナット式です。
遊びが他の部分から発生していないか、しっかり確認しましょう。
ロッドエンドのガタの場合は交換してから、この調整をしてください。
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調整ネジは狭い所にあります。ラジエター横、運転席側です。
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14mmナットを緩め、中心のマイナスねじボルトを回すのですが・・・狭いのです。
バンパーを外すと横からナットを固定して調整できます。メンドウなので、今回は上からにしました。
ラジエターを支えるステーを動かします。〇のネジなど外します。
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シャーシ下からもラジエターステーを固定しているボルトを外します。
![](https://gotta.work/wp-content/uploads/2020/11/DSC_3844-3.png)
ラジエターを支えているステーのネジを全て外したら、作業しやすいように動かします。
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かなり長いエクステンションバーを使います。少し緩めます。
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長いマイナスドライバーで時計方向にしめます。強く締めるとギアが壊れてしまいます。
マイナスドライバーで少し締め、ロックナットを少し締めたら、タイヤを持ち左右フル舵角まで切ります。
まだ、軽く動くようでしたら、ロックナットを緩め、マイナスネジを時計方向に締めます。
何度かやると、タイヤを振るとき少し重くなる部分が出ます。これで、調整の限界です。
少し調整ネジを戻し(反時計回し)ロックナットを締めます。
タイヤを左右に動かして重くなっている部分が無いか確認します。
わたしは微妙~に重くなる部分が残っていました・・・
あとは、逆に組み付けていくだけですね。
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長くジムニーに乗っているとハンドルの遊びが増えて、ジャダーの原因にもなります。
ハンドルがブルブルすると、結構なダメージをステアリング機構に与え続けています。
早めの対策で、ロッドエンドやナックル、他の部分の消耗を防ぐ事ができますよ。
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