社外ヘッドガスケット危険　VTR250

VTR250に社外ヘッドガスケットを使ったところ、カムシャフトの「かじり」が発生したって話です。

普通に走行しているうちは良かったのですが・・全開走行を少し続けていたところ、エンジン回転が落ちまして、慌ててエンジン停止。再び始動したところメカノイズがスゴくなっていました。　リヤバンクのカムシャフトが、かじっていました。

　

原因

オイルストレーナーも点検　オイルポンプも点検しましたが、問題なさそう。

　

オイル経路をたどっていて・・ふと交換したヘッドガスケットの所で・・・

オイル穴がズレています。エンジンオイルがガスケットの厚みの分だけ、横から漏れてしまいます。

　

〇の溝を通ってボルトの隙間からヘッドにオイルが通ります。

　　

純正品の１２２５２－ＫＦＫ－００３です。穴は小さいですが横からは漏れません。

　

もう片方の、フロントバンク側です。ヘッドの方にガスケットを当てると、設計ミスが分かりますね。

しかし、フロントバンクのダメージは小さいものでした。傾斜によって助かったのかもしれません。

　

ヤフオクでヘッドとカムシャフトのセットを安く手に入れられたので直せました。

　

社外ガスケットは、しっかりVTR250・マグナ250用とありました。どちらも共通部品です。こんな品もあるんですね。

　

交換理由はガスケットが薄くなってクーラントに排気ガスが漏れてきたためです。

交換時にパパっと組込んじゃったのが原因ですね。

これからは、気を付けます。