台風や豪雨の後には、瓦の修理業者が訪問してくる事があります。
近くを点検させてもらっています。瓦がズレているのを見かけたもので。。。
気が付きませんでした。どうしましょう。
一度、点検させてください。ほかに状態の悪い場所もあるかもしれませんから。
ウチも年数がたってるからねぇ
瓦が２枚割れていますねぇ。あと、外れかかっている箇所がありました。放置すると雨漏りしたり、下に落ちたりして危険ですよ。
瓦が落ちて怪我をするのもコワイし、放っておけないわね。
足場を組む作業になるので、大体３０万円から３５万円ほどはかかりますね。雨が降る前に・・・ウチならすぐに取りかかれますよ。
知り合いが、こんな感じで修理をしてもらったようです。よく聞くと、自分で修理できるレベルだつたと思います。
屋根に乗っても平気な人は、点検・修理を自分でやる事をオススメします。
修理する前に
訪問業者は基本的にキケンです。まずは自分で屋根の状態を確認しましょう。
瓦が何枚も落ちてしまっている場合には、自分で修理するのは少し荷が重いかもしれません。訪問業者以外にも見積もりを取りましょう。
保険がある場合は使います。火災保険の「風災補償」が使えるか確認しましょう。
屋根の上、瓦の上は大変危険です。滑りやすいですし、傾斜もあります。つかまる所もありません。濡れていると本当に凄く滑りますので作業はできません。乾いていても汚れた靴や靴下だと滑ります。
晴れた日に、グリップの良い靴か裸足で作業しましょう。端のほうであれば、ハシゴの上での作業になりますから自信のある方でお願いします。もちろん自己責任でお願いします。
使う道具は、
●屋根に届くハシゴ （屋根の場所によっては二階の窓からでも行けます。）
●瓦用コーキング剤 です。
野外のコーキングの寿命は１０年以下だと思ってください。
作業
瓦の上を歩く時は、一番へこんだ所を縦に足を乗せてソ～ッと体重をかけます。ドカドカ歩くと割れる事があります。
実は、瓦は向きが違っていても直す事が出来ます。周囲の瓦を動かしながら見栄えの良い位置に戻します。多少、強引でも動かしてみましょう。
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割れた隙間を広げコーキング剤を注入します。たっぷりつけるようにします。もし瓦の下にある防水下地（アスファルトルーフィング）が破れていた場合はコーキング剤を塗り付けて防水処理をしておきます。
さらに盛り付けます。はみ出すくらいに。
破片にもたっぷり塗ります。そして合わせます。
瓦を一周するように、しっかり厚付けします。仕上げにヘラでならします。
私は指で均しちゃいました。しっかり拭き取り洗いましたけど、カラダに悪いかもです。
瓦と同じ色を選ぶと目立たないので、大量にコーキング剤を使います。これだけ使っても半分以上残っています。長い期間、外れないのと防水の為です。 本当に外したい時は取れますから。
欠けてしまっている部分を修復
大量に使い、足りない部分を補う事も出来ます。やはり瓦の周囲は動かないようにコーキングします。
まだまだコーキング剤があまっているので
ズレていたり、ガタガタする瓦を見つけたら⇐を持ち上げてコーキング剤を充填します。□の部分でも良いです。しっかり動かなくしましょう。
注意事項
この方法は、最低限度の事を手短にするための方法です。
本格的な方法はいくらでもあります。瓦もネットショップやホームセンターで買えます。
瓦業者に、この方法を説明すると止められるかもしれません。
しかし、手短に 簡単に 雨漏りの心配がなくなり 見栄えもそこそこ 結構な期間耐えられ 再度動かなくなり・・・
価格が１００分の１で出来る 事に魅力を感じる方に贈ります。
私も、二階の屋根(大屋根)まで上がると足がすくみます。
本当に気を付けて作業してください。
一度、自分で修理すればハシゴ代金も元を取れますね。長さはそれぞれの用途で選んでください。
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