カーエアコンが弱ってきた・・・夏場は大変ですね。
そのような場合は修理に出したり、ガソリンスタンドでエアコンガスを補充しますよね。
非常に少ないガス漏れなら、数年に一度、自分でガスチャージしたほうがお得です。
数万円~十数万円の修理費を考えるなら、廃車まで数回ガスチャージの方が良い場合もあるのです。
最初に、道具をそろえます。ガスチャージ用のホース と HFC-134aのエアコンガス缶 です。
チャージホースはメーターの付いたものにしてください。長さのある物もあります。
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自動車のガスの種類の大半はHFC-134aガス 非常に古い車でまれにR-12ガス ガス缶は沢山買うほど一個あたりの価格が安くなります。
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エアコンガスとコンプレッサーオイルは混じりあっていて同じ比率で抜けていきます。
ガスを補充したら少量のオイル10gも充填しましょう。
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ガス充填方法
エンジンは止めておきます。
車のボンネットを開け、エアコンガスの充填口を探します。
キャップに「L」と「H」と表示してあります。またエンジンルーム内にはエアコンガスの種類と量が記載されている場合が多いです。
今回の充填に使うのは「L」低圧側です。キャップを外しておきます。
ガス缶を取り付ける側にある手回しバルブを反時計回りに回して、針を収納しておきます。そしてガス缶を取り付けます。
車体の「L」側に接続するカプラーは⇒のようにスライドさせて取付ます。
かなり高い圧力になっています。エアコンが作動していないと低圧側の圧力は上がっています。ここまで高い圧力がある場合はエアコンガスの充填は必要ないと思います。
ここでガス缶を1/8回転ほど緩めてエアーを出します。チャージホースの中に空気が入っているためです。車に入っているガスを使って追い出します。「シュー」という音を確認して数秒間ほど追い出します。その後、缶はしっかり締めます。
エンジンの回転部分に触らない場所で作業しましょう。
エンジンをかけ、エアコンをONします。風量全開の一番冷たい設定にします。
メーターは徐々に下がっていきます。
水色の範囲内(適正値)でしたら充填しません。カプラーをスライドさせてポンと抜きます。
水色の範囲を下回つていたら、ガス補充になります
手回しバルブを時計回りにねじ込んでいきます。針が缶に穴をあけます。そしてバルブを反時計回りに戻したらガスの充填が始まります。
この時、缶をゆすったりしないで待っています。メーターが徐々に上がっていきます。缶の表面はとても冷たくなります。冬場だと手で温めたりします。
缶がとても軽くなって常温に戻ると、充填が完了したことになります。
終わったらカプラーをスライドさせて抜きます。ポンと音をたててホース内の圧力が抜けます。
2缶目を使うかの判断は、この車は〇〇〇gのエアコンガスが入っていて1缶(200g)でメーターが〇〇上がったという状態を見極めて使用してください。
入れすぎると圧力センサーが反応してエアコンを止めてしまいますので注意です。重大な故障の原因になります。すぐに、ホース内のエア抜きの要領でガスを抜きます。
もし、2缶目を使う場合は、一度カプラーを外して一回目と同じ方法を最初からしてください。
その他
エアコンガスの充填だけで乗り切れるかの判断は、ガス漏れの早さと年式で考えます。半年に1缶ほどの漏れでしたら、誤魔化しながら数年はいけるかも知れません。2~3年に1缶程度なら修理は必要ないと考えています。
ガスの圧力があってもエアコンから涼しい風が出ない時には、やはり修理が必要です。
コンプレッサーを回すベルトが緩んでいたり。電動ファンが回らなかったり。見て分かる状態でしたら修理もしやすいですが、複雑な点検や修理を必要とする状態もあります。
カーエアコンの修理をする前に、ぜひ自分でガスの圧力確認や補充をしてみましょう。安くて簡単な方法なので家族中の車を点検してあげましょう。
本格的な修理は自分で出来るかもしれません。
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