自転車のパンク修理は簡単です。ぜひ、自分で直すことをおすすめします。
家族の自転車に画びょうが刺さりパンクしました。修理してみます。
必要な物
14㎜・15㎜スパナ またはモンキーレンチ
100均パンク修理セット
価格:110円 |
空気入れ
10㎜スパナ またはペンチ
作業
画びょうは、抜いてしまったのでパンクの場所はわかりません。
エアーを入れてみると短時間で抜けてしまいました。
前輪ですのでホイールを外して直します。
後輪の場合はホイールを外さずに、車体を倒しリムからタイヤを外します。
ナットを反時計回りに回して緩めます。この時の力加減を覚えておき、締める時に役立てましょう。
普通、自転車のホイールを固定するナットは前輪14㎜ 後輪15㎜です。
この自転車は前輪が15㎜のナットでした。15㎜のレンチを持っていなかったので、モンキーレンチを使いました。
前輪は空気が入っていると、ブレーキに引っかかって取れません。ゆっくり空気が抜けるパンクの場合はムシを緩めて空気を抜いてから、取り外します。
タイヤをリムから外します。
空気入れの無い部分で、最初にリムの中にタイヤを押し込みます。タイヤ外しで一番肝心なのはココですね。 しっかり押し込みます。
そして、その反対側の場所でタイヤをリムから外します。バールやマイナスドライバーを使わないで外すコツをつかみましょう。
入れる時も、同じです。なるべくバールを使わないようにします。バールはチューブを傷つける事がありますから。
画びょうのパンクなので、貫通して2か所の穴がありました。
パンク修理キットに入っていた紙やすり(#240くらい)で、パンク穴の周りを擦ります。
ゴムのりを付きやすくするためと、チューブの製造時のスジを取るのが目的です。
チューブのスジは、パッチを貼るときに邪魔にならない程度に平にします。
IPA(イソプロピルアルコール)で洗浄・脱脂。汚れがこんなに取れます。やらなくても大丈夫です。
パンク修理キットの中の小さい方のパッチを使います。切り傷には大きい方です。
ゴムのりを塗り広げます。パッチより少し大きく塗ります。
ゴムのりを塗り、1~2分表面を乾燥させます。
その間にバッチの銀紙を剥がしておきます。剥がれにくいです。指で接着面を触らないようにします。
貼り付けて指で強く押さえて・・・
ハンマーで叩いて圧着します。木槌やゴムハンマーのほうがよいです。ローラで押さえる職人さんもいます。本当は下に何か敷いたほうが良かったです。あまり強く叩くとチューブが痛んじゃいます。
表面のフィルムを剥がす時は、真ん中の切れ込みから破き、取ります。
端から剥がすと、パッチの端が取れる場合があるからです。
仕上がったら水槽でエア漏れや、そのほかのパンクがないか確認します。
チューブをタイヤに組み込みます。
空気入れが中に入らないように、軽くナットを付けておきます。
空気入れの部分にかからないように、片側ずつ、反対側をリムに押し込みながら入れていきます。
外したのと同じ手順で組み込み、ハブボルトを締めます。
組み上がったら、エアーを入れます。タイヤの横に空気圧が表示されています。
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