自分で車検やってます。家族の車もしてます。友人知人にも勧めてます。
車に詳しくなりますし・・節約にもなります。
資格も必要ありません。
この記事はユーザー車検に興味をもってもらう内容です。
詳細なやり方はいずれ・・
普通自動車と軽自動車は管轄も検査場も違いますから注意です。軽自動車の方が若干簡単です。
普通自動車は国土交通省陸運支局です。
軽自動車は軽自動車協会です。
ユーザー車検はゲーム感覚
簡単に言うと・・必要書類を用意して、車に不備がなければオッケー
しかし、車検場の「自動車検査票」の項目を見ると沢山あります。
怖くなりますよね?でも大丈夫ですよ。
普通にエンジンがかかってブレーキもちゃんと効いていて、ライトの球切れが無ければ受かるレベルです。
なんにも整備していなくてラインを通すと半分以上は受かっちゃうレベルです。
落ちた部分を直して、その日のうちに受け直しすれば良いのです。
すぐに直る不具合場所
よくあるのが球切れ。とくにナンバー灯の片方が切れていたりする場合です。
光量不足 ホワイトバルブに変えていたりすると光量で落ちたりします。またヘッドライトの曇りが原因だったりします。
光軸のズレ 車検場の近くには「テスター屋」と呼ばれる簡単な整備工場があります。光軸は2000円前後で調整してくれます。
サイドスリップ 溝に落ちたり、よほどの事がないと狂いません。左右のタイヤの平行具合です。これもテスター屋で直してくれます。
すぐに直らない箇所
ゴムブーツの破れ 駆動のジョイント部分やパワーステアリングの部分でのブーツの破れや切れです。目視点検した裏側が切れていた事もありました。
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マフラーの穴 排気が漏れている音がしたら事前に直しておきましょう。
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オイル漏れ クーラント漏れ オイルパンの回りのネジを締めたり、ラジエター漏止剤などを使います。軽い漏れならクリーナーでキレイにすれば受かります。
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フロントガラスの石ハネ跡 爪が引っかかるのが目安、直す必要があります。
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陸運支局・軽自動車協会はわりと親切
すべての窓口で「ユーザー車検です。」と言ってしまえば親切に教えてくれます。
初めてなら、手順をビデオで説明してくれたり、検査ラインも検査官が付き添ってくれます。
ある程度、整備してあるのなら奥さまにやってもらえるかもです。
必要な書類
持って行くもの
自動車検査証(車検証) 車検は有効期限の一カ月前から受けられます。
自動車納税証明書 5月ごろ来る税金。領収書の事です。現地で再発行できます。
自賠責保険(共済)証明書 近くの保険会社で事前に手続きできます。今までのものと、これからのものの2つを持っていきます。
点検整備記録簿 無くても良いのですが(後点検と言う)前回の車検時の記録簿を見ながら分かる範囲で記入してもよいです。
ハンコ シャチハタ不可
現地で購入 記入
検査場窓口で「ユーザー車検の書類ください。」と頼むと数十円でくれます。ここでは記入方法は書きませんが、最初は面倒に感じるかもしれません。
自動車重量税納付書 エコカー 13年未満 13年以上 18年以上で変わります。
継続検査申請書 マークシートの部分もあります。
自動車検査票 手数料納付書 普通自動車の検査料は1700円です。軽は1400円
車検の流れ
持って行く書類を用意します。
車を点検して、不備が無いようでしたら予約します。平日の昼間なので行ける時
軽自動車軽自動車検査予約システム
当日
印紙販売所に車検証を見せて、「ユーザー車検の書類と印紙をください」とお願いします。必要書類に印紙を貼ってくれます。
書類に必要事項を記入します。書き方の見本があったりします。
検査場受付で予約番号など聞かれ、書類を一通りチェックされます。書き方の間違いを直してくれたりします。オッケーが出たら検査ラインにいきます。
検査官が来たら、ボンネットを開け書類を提出します。
検査官が車体ナンバーなどチェックしながら、「ライト」「ハイビーム」「ウインカー」「右」「左」「ハザード」「バックギヤ」「クラクション」など指示します。指示通り動かします。
このあと検査コースに入って行きます。白線に合わせて、ハンドルを切らないように直進していきます。ユーザー車検初心者は検査官が付きっきりのはずです。
排ガスの検査は、マフラーにセンサーの棒を入れます。
スピードメーターの検査は回転ローラーの上でアクセルを踏み40km/hになったらパッシングをします。
ブレーキの検査は、電光掲示板の指示にしたがってフットブレーキを目一杯踏込みます。
ヘッドライト検査はフォグランプを消灯させて、軽くアクセルを踏むと良いでしょう。
下回りの点検では、車の下から「ハンドル右・左」「サイドブレーキ引いて」「戻して」など言われます。
すべて終わったら「総合判定ボックス」に行きます。合格だと「合格」の判が押されて、事務所窓口で新しい車検証とフロントガラスに貼るシールがもらえます。
問題個所があった場合は「自動車検査票」に直す箇所を書かれます。すぐに直し、当日にまた受ける事が出来ます。その場合は車体番号と不具合があった場所だけの検査になります。
出来そうでした?やってみると案外簡単なんですよ。
ブレーキパッドが半分位になるとディーラー車検では交換になりますが、自分で車検をするとギリギリまで使えたりします。ディーラーでは2年以内で消耗する物は交換ですからね。
ユーザー車検は法定費用+2000円ほどで出来るメリット以上に、無駄な消耗品の交換も節約できるのです。
車検時間は平日の8時45分~15時45分とサラリーマンには難しいかもしれませんが、行けそうな方は一度挑戦してみてください。
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