ジムニー オートマフルード交換 JB43(JB23) ケチケチ

過走行のジムニーシエラのATFを交換しました。

走行距離24万キロ、12万キロで購入してから一度も交換していません。

ATの調子も良く、暖気無しですと若干の変速ショックがある程度ですが、今後の事を考えて交換しました。

少し走行してからアイドリング状態でATFゲージのレベルを確認しておきます。

ATFのゲージは赤色などでエンジンオイルと差別化してあります。ロックが付いていたりします。

  

オートマトランスミッションのオイルパンからATFを抜きます。

 

オイルが無くなったら、オイルパンを外します。たくさんボルトがあります。

ガスケットが固着しているかと思いましたが、軽い衝撃であっさり外れました。

ストレーナーがあります。ボルト2本を外して取り出します。

取り外す時にオイルが中に残っていますから注意してください。

Oリングがストレーナーか本体にありますので取り出します。

 

ストレーナーのフィルターには大きなゴミはありませんでした。

クリーナーとエアブローで綺麗にしました。本来なら交換ですよ。

Oリングも交換なのですが・・・そのまま使いました。 

 

オイルパンの掃除です。磁石に鉄粉が付いています。思ったより少ないです。

磁石を外してキレイにします。 

  

オイルパンのガスケットもそのまま使いました。普通は必ず交換する品です。

・・・もし、オイルが滲んできたら、、2回目のATF交換時に取り換えますね・・・

 

オイルパンのボルトは強くしめるとネジがバカになっちゃうので図のようなカタチでしめるカンジで。

バカになったネジ穴復活 コイルインサート | ごった基地 (gotta.work)

 

抜けたATFをペットボトルに集めたら2リットルでした。入れる量も同じにします。

エルグランド用に使っていた ピットワーク ATF マチックフルード S 20Lが余っているので使いました。

  

ATF注入装置を作ります。

ペットボトルキャップに穴を開けます。

シリコーンシーラント剤の先端をキャップに付けます。

100均のグールガンで取り付けます。

ゴミなどが残らないようにしっかり洗浄します。

細い注ぎ口のおかげでらくらく注入できました。

少し長めに暖気運転します。シフトレバーで全てのギヤに入れてからレベルゲージに合わせて調整しました。

トランスミッション内に空気が残りATFが回らないのが初期の故障の原因だったりします。

 

乗り始めてすぐにトルクが伝わる感触が分かりました。

暖気運転しない時のショックが、かなり少なくなりました。

トラブル回避に当分の間、加速は控えめにしています。

 

1000Kmは走りましたが順調です。交換してよかったです。

コメント