車の走行音が大きくなったら、タイヤの軸にあるベアリングが摩耗している可能性があります。
走行時、車内に「ゴーー」っという音が鳴って、右カーブと左カーブの音が違う場合などの症状がでます。
放置したまま走行をすると、タイヤがブレて危険な状態になるかもしれません。
自動車は部品は安いけど、工賃が高いって事がよくありますよね。ハブベアリング交換も安い社外品を自分で交換することが出来ます。
フロントハブベアリングが弱いエルグランドE51です。
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安い社外品でも、問題なく使っています。左右交換して５万キロは走行しています。
いきなりですが、フロント部分の裏側です。〇の部分を緩めます。キャリパーベースとハブベアリングの固定ボルトです。ソケットレンチが必要です。ラチェットレンチは壊れますよ。スピンナーハンドルを使いましょう。
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ボルトは外れてもハブベアリングは取れません。隙間にタガネを当てハンマーで叩きます。上下左右タガネで隙間を広くしていきます。ある程度は力は必要です。
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センターナットのカシメをタガネで戻します。ナットを緩めるためです。
長い金属の棒とパイプレンチでセンターナットを外します。パイプレンチに延長のパイプを繋げると簡単に緩みます。締める時のために力加減を覚えておきます。
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ベアリングの部分はグラインダーで割って取ります。シャフトに近い部分も切れ目を入れてタガネで叩くと割れます。センターシャフトをグラインダーで傷つけないように。
ハブベアリングの挿入は図のように取り外したベアリングの内側部分を使います。
センターナットが掛かるほどにまで入れます。センターナットを締めていくとハブベアリングは圧入されていきます。規定トルク27.5Ｋ
センターナットはカシメがあるので新品に交換しましょう。私はキレイに戻せたので、そのまま使っちゃいました。スイマセン
車体にハブベアリングを取り付ける時も４本のボルトを均等に締めていきます。取り外した時の苦労とは逆に簡単に入っていきます。
あとは部品をしっかり元通りに組み込み、シャーシブラックでも塗っておきましょう。
数年前の整備メモ的な画像しかなくって、細かい説明はできませんでした。
車種によってはABSセンサーを外したり、ドライブシャフト付きの交換だったりしますので慎重に作業をしてください。
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