車のタイヤのボルト・・・ハブボルトって言います。
タイヤ交換をやっていると、まれに折れる事があります。
私の場合で多いのは、
ナットやボルトに汚れや砂が付く
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ネジ山がボロボロになる
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ネジがカジる
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ナットを強く締めないと動かない
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折れる
ハブボルトの購入
車のメーカーや車種によって購入の難易度は変わりますが、ネットで買うか、メーカー部品課に行くかになります。
ネットでは車体「形式」と「ハブボルト」で検索します。車体の形式は車検証に記載されています。例E51 など
モノタロウ や ヤフオク 通販サイトを調べます。通常より長いタイプもありますので注意です。
自動車メーカー部品課でパーツが欲しい場合はGoogleマップで「メーカー+部品」や「メーカー+パーツ」で検索します。
「日産部品」や「トヨタ部品共販」など出てきますので、車検証を持って買いにいきます。
部品課では自動車工場名を聞かれますが、「個人です」と答えます。部品屋さんで買えなかった事は無かったですよ。
近くに部品屋さんがあれば便利です。
ハブボルトでしたら、常時在庫はあるはずです。一本100円~300円程度なので気軽に手に入ります。
ハブボルトを交換してみる。
ブレーキ周りのダストをエアーで吹き飛ばします。吸い込まないように。
タイヤ交換するように、ジャッキで車体を上げてタイヤを取り外します。
車体の下にタイヤや「ウマ(ジャッキスタンド)」を置いて安全対策をしましょう。
折れてますね~ 錆びてますね~
ブレーキローターを取るために、ピストン部分を外す必要があります。
ピストンのあるキャリパーを根こそぎ外します。キャリパーの土台の「キャリパーベース」を外します。
〇 のボルトはブレーキパッドの交換に外す場所です。今回はさらに根本です。
かなり固く締まっていますので、長めのメガネレンチをしっかり掛けてください。
外したキャリパーはヒモなどを使いぶら下げておきます。ブレーキホースを傷めない為です。
ディスクローターが外れます。
外れにくい場合は、ゴムハンマー等で衝撃を加えます。
折れたハブボルトをハンマーで叩き出します。 強めにガンガンやります。
汚いハンマーでスイマセン
折れたハブボルトと新しい物
新しいハブボルトを入れます。引っ張らないと定着しません。
ローターを付けて、ナットを付けて、回せばハブボルトを引っ張る事ができます。
キャリパーを取り付けて、ブレーキを掛けながらナットを回しても良いです。写真の方法でも良いです。
ブレーキやタイヤ周り、しっかり締め忘れの無いように・・・
はい、出来上がり
今回はナットも新品を一つ使いました。本来は5本全部のハブボルトとナットの交換が良いですが、これだけ簡単だと折れた分だけの作業でも構いませんね。
タイヤナットの緩みからもハブボルトはダメージをうけます。定期的に点検しましょう。
ナットを地面に置いた時のホコリなどが原因でネジ山をダメにすることがあります。いつもキレイな環境で整備したいものです。
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