ダイハツの軽自動車は構造が似ています。共通部品も多いです。
最初から40分以内での交換も狙えます。
軽のラジエターは6年くらいから怪しくなります。樹脂と金属の境い目がよく漏れます。
リザーバータンクへのゴムホースを外して、エアーガンで圧を掛けると漏れの場所が判りやすいです。
車検証の「型式」から自分の車にあったラジエターを購入します。
ダイハツ タント L350S/L3605 ラジエーター 半年保証 純正同等品 16400-B2030 16400-B2090 互換品 ラジエター 純正交換 価格:6,400円 |
ジャッキアップはしなくても、作業はできますが、狭いです。
交換作業
バンパーは樹脂製のピンで止まっています。マイナスドライバーで取ります。
再利用もしますが、劣化して壊れるので予備は多いほうが良いです。
純正部品番号90044-68320
【内張りクリップ 90044-68320】トヨタ ダイハツ系 20個 価格:534円 |
【カーファスナー 90044-68320】トヨタ ダイハツ系 50個 価格:1,281円 |
バンパーの外周のクリップを外します。フェンダー側 ラジエター側
クリップをはずしたら、タイヤ上のバンパーつなぎ目を引っ張り上げます。
バンパー外れます。フォグランプ等のコードはコネクターで外します。
〇ネジを外しクーラント液を抜きます。冷えてからです。
左前タイヤのフェンダー内のクリップを外し、カバーを持ち上げるとラジエターホースが見えます。
この、ホースクランプをプライヤー等でつまんで上方に移動させます。
ラジエターホースも抜いておきます。ゆすっていれば抜けますよ。
ラジエター下にあるCVT(AT)フルードホースも抜きます。冷却用です。
クランプを摘まみ移動、ホースを抜きます。楽に出来ます。
オイルが少し漏れるので、オイル受けなど下に置きます。
ラジエター上のホースも外します。
ラジエターを上から押さえている「ラジエーターサポート」を外します。
いろんなパーツが付いるので、ラジエターが抜ける程度にズラすだけです。
ラジエター前の、衝撃吸収用の部品「リインホースメント」も外します。
エアコンのコンデンサーと繋がるネジを外します。
リザーバータンクを外します。
ラジエターと電動ファンを繋いているロックも摘まみながら外します。四隅にあります。
電動ファンとコンデンサー周りの樹脂パーツの繋がりを外します。
図は左側部分で、引っ張ると抜けるタイプです。
右側はピンで、後ろから返しを縮めて抜きます。よく観察すると結合部分が判ります。
エアコンのコンデンサーの下はゴムの土台があります。組み込む時もしっかり入れましょう。
ラジエターは下に2つ、上にも2つのゴムブッシュがあります。
ここまでやれば、ラジエターを上から抜く事ができます。
引っかかるなら、広げるか、回避するか、簡単に取り外せます。
新しいラジエターの、CVTフルード配管の方向を合わせます。
ゴムブッシュを移し替えします。その他の部品も、必要があれば移します。
あとは組み込むだけですね。
しっかりゴムブッシュを入れましょう。
ホースは根本まで入ってますか?
クランプは元の場所までもどします。ホースは4本とも確実に!
抜いたコネクターは繋ぎましょう。
ネジは余っていませんか?しっかり締めましたか?
ラジエターのクーラント抜きをしめましたか?
クリップの全ての穴に、壊れてないクリップを入れます。
CVTフルード量もチェックしましょう(入れるほどは減ってなかったです。)
クーラント液をも、しっかり入れましょう。リザーバータンクにもです。
「あれれ?」って、また分解するって、整備にありがちですから。
何分かかりましたか?この記事で少しでも時間短縮が出来たら良いですね。
radiatorの読み方 ラジエター と ラジエーター どちらでも良いみたいですが、「ラジエーター」が多く使われていますね。わたしは、なぜか昔から「ラジエター」派なのです。
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